kobayashijunkoのブログ

好きなキャラクター

私がASL⁈


 1年前突然にALSの宣告を受ける。2月に血液検査、髄液検査、神経伝導検査や針筋電図などの電気生理学的検査のための入院。病気が確定する。


「え!こんな大切なことを突然に私一人でうけとめるのですか?」(内なる声)
「病気のことはご存じですか?」「ハイ、十万に一人がかかる難病で、脳からの指令が伝わらなくなり、体中の筋肉が動かなくなり、最後には心臓筋肉が動かなくなって死ぬ病気です。」(主治医への私の答え)


私はもう100歳まで生きるためのお金のやりくりを考えなくていい。
長寿の母より早くは死にたくない。
「全人生をかけて」ともいえる教師の仕事はどうなるのかな?


この1年での自分の変化を振り返ってみよう!


<この一年で衰えたこと>
料理ができない。
洗髪ができない。
いきなり介護2の認定。
スラックスが履けない。
着替えができない。
転んで頭部の怪我をする。
救急車に3回お世話になる。
一人で入浴できない。
一人で浴槽に出入りできない。
階段が上れない。
歩くのに杖は必要になる。
手が不自由になる。
食べ物をこぼす。
食事を食べるのが遅くなる。
喉の通りが悪くなる。
話し方が舌足らずになる。
リハビリをいくらしても改善はありえない
2回の治験挑戦失敗


<この一年でできたこと>
カナダ旅行。
温泉旅行。
大学の講義継続。
ディズニーシーに家族で行ったこと。
大学の友人・職場の友人・ワンゲルの仲間との再会。
友人との毎日のメールのやり取り。
電動車椅子での行動範囲の拡大。
介護・訪問医療の人たちとの関係作り。
美味しいものをたくさん食べたこと。


やはりできなくなったことの方が多い。でも私は元気だしやる気もある。


<2023年の目標>
教育活動の継続。
視力入力をはじめこれからのコミュニケーションの確保。
声の温存。
動けない自分を認識する。
病気に負けない強い??心を持つ。
必要なことは発言する(自分から発信しないと実現しないことが多い)
そう、誰も根本的には私を救ってはくれない(今のところ、、、 本当は救ってほしい!)


最後に ラジカットが点滴でなく 経口の薬に早くなりますように!